防災女性参画

防災活動における女性参画の推進女性視点の避難所運営・防災訓練

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防災活動における女性参画・女性視点の重要性

2024年3月8日国際女性デーにテレビ朝日様のANNNEWSでご紹介頂きました。↓

女性視点が重要な理由

防災の取り組みには男女のニーズの違いを把握して、適切な支援を実施する必要があります。そのためには、防災の計画を立て決定する段階から男女ともに参画し、女性視点が欠けることがないように努めなければなりません。
2010年12月に「男女共同参画の視点を取り入れた防災体制を確立するべきである」という基本的方向が閣議決定されました。具体的施策としては、防災分野における政策・方針決定過程への女性参画。女性、高齢者、外国人等の視点も踏まえること。固定的な性別役割分担意識の見直しなどが挙げられています。

女性視点の防災活動防災活動における女性の参画は、平常時の備え・災害時・復旧・復興など全ての局面で重要な課題です。内閣府男女共同参画局は、防災活動における女性参画を推進しています。具体的な目標としては、2025年までに地方防災会議における女性委員比率30%を掲げています。
第5次男女共同参画基本計画(令和2年12月25日閣議決定)より

災害対策に女性のニーズや意見が反映され、適切な支援をより多くの方が受けるためには、防災会議における女性比率を増やし女性視点での見直しを図ることが必要とされています。

女性の防災活動参画の課題

内閣府が自治体を中心に実施した防災担当部署の女性職員の割合調査の結果、1078の自治体の中で全体の6割が女性職員ゼロという結果になりました。一方、地方防災会議で女性委員の比率が高い地方自治体では、消防団や自主防災組織から民間女性を委員として登用している事例がありました。このことから防災会議の女性委員比率を増やすためには、女性の地域防災活動での参画障壁を取り除くことも重要な一手になると考えられます。
地域における女性の防災活動参画には、現在以下のような課題があります。

自主防災組織における活動内容の発信不足

防災活動の女性参画課題活動内容が外部から把握しづらい組織は、参入の障壁が高くなりがちです。防災活動の内容が外部から見えづらい場合は、HPやSNSでの積極的な発信がおすすめです。 時間的な制約やライフスタイルとのバランスが懸念されるケースも多いため、実際の活動時間を可視化することも有効です。さらに曜日や時間などにとらわれず気軽に参加できる短時間かつ単発の企画を創設することで、多様な人材の交流が生まれます。 また現在の防災活動の多くが男性中心に行われており、女性は必然的に少数派になりやすいという心理的なハードルがあります。外部に発信する際は、多様なメンバーが多様な方法で参加していることをアピールする必要があります。

また、令和3年から4年にかけての市民局ダイバーシティ推進室男女共同参画課と大阪公立大学による合同調査では、防災活動への女性の参加状況は、「参加しにくいけれど、参加したいと思う」と回答した女性が最も多く、 女性が地域活動に参加していない・企画段階から関わっていない理由は「情報が得られない」が最多という結果になっています。

女性が防災活動の主体的な担い手であることへの理解不足

女性の主体的な参画促進地域の防災活動では、女性メンバーに対する「女性はお手伝いや補助的な役割」としての認識が依然として強く残っています。上記のような考え方が根強い組織では、女性が防災活動において積極的に意見を出したり、個人の能力や経験を活かすことが難しくなります。
女性は防災活動における主体的な担い手であるという認識を普及推進するためには、実際の活動場面で性別によって役割を固定しないことが大切です。炊き出しやトイレの設営に男女共同で関わることで、実際に災害が発生した時のバックアップ体制がより強固になります。
防災活動は男女が共同でつくり上げていくという認識を実際の活動や訓練の中で共有し、積み重ねていくことが非常時の対応力に繋がります。

堀富商工株式会社では、女性が手作業で5分で組み立てられる災害用の給水タンク「ホリフトウォーター」を開発しました。
ホリフトウォーターは、給水車から直接1000ℓの水を給水し、個別の容器には2つの蛇口から迅速に水を配ることができます。断水時の効率的な給水を助けるだけではなく、防災訓練での組み立て実演など、防災活動における女性の主体的な役割を拡大することができます。

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女性が5分で組み立てられる大型給水タンク

上記の動画では、実際に弊社の女性社員2名がホリフトウォーターの組み立てを行っています。特殊な工具も不要で、簡単に組み立てることができます。組み立て前はコンパクトで場所を取らず、老若男女問わず扱いやすい軽量設計が特徴です。

断水時の困りごと断水時は給水所に長い行列ができます。
断水時は限りある台数の給水車で地域全体を巡回するため、各給水拠点で多くの人が給水車の到着を待つことになります。1つの給水所での足止め時間が長くなると、それだけ給水車の巡回が滞ります。
そして多くの場合、給水車の蛇口から各個別容器に直接給水を行うことになるため、全て対応するまで次の給水所に行けないという事態が発生するのです。

女性視点の防災用品ホリフトウォーターは、断水発生から5分で組み立てることができます。
給水車から直接ホリフトウォーターに水を注ぎ、給水車は1000ℓ分の給水を1度で完結させ、次の給水所へと迅速に向かうことができます。
水を必要とする人の個別容器へは、ホリフトウォーターの2つの蛇口から速やかに給水を行います。食品衛生法に適合した内袋のため飲料用・生活用水用どちらにも使用可能です。使用後は、内袋の処分のみ、本体と外袋は洗浄不要で繰り返しご利用可能です。
ホリフトウォーターの詳細は、以下の製品ページからご覧頂けます。

防災活動に女性視点を

防災活動に女性視点が加わるメリット

防災に女性視点が加わるメリットは、様々な属性の参加者が主体的な参加をすることで、より多角的なニーズを反映できることや、新しいアイデアが生まれやすくなることです。コミュニティ内の防災活動への意識強化にもなります。
三重県の四日市市における防災活動の事例をご紹介します。
四日市市の危機管理課・自治会連合会・地区防災組織連絡協議会は、「避難所運営の手引き」を作成。それをもとに女性の参加者だけで避難所設営の訓練を行う取り組みが実施されました。女性の参加者だけで訓練を行う機会を設けたことで、女性視点での活発な意見交換が生まれます。女性参加者の意見により、地域の避難所案内掲示板の作成にもつながったそうです。
女性が主体的に参加できる防災組織づくりや、防災訓練における女性参加の推進は、今後地域の防災力を高める上で重要な課題です。

防災訓練への女性参加状況

防災訓練の女性参画地域の防災訓練における女性参加の人数は、依然低い状態で留まっています。改善には、女性参加者の役割を補助的ものに固定せず、主体的に訓練に参加できる仕組みづくりが必須です。
女性が2人で5分で組み立て可能なホリフトウォーターを採用することで、防災活動における女性の役割や活躍の場をより広げることができます
防災訓練としてホリフトウォーターの組み立て実演を行っている地域の自治会様からは、「今回の防災訓練では積極的な質問も多く、住人の応急給水への意識も高まったように思えます。」とのご感想をいただいております。(千葉県三直台自治会様インタビューより)

①災害女性参画
コンパクトで保管場所を取らない
②災害女性参画
トラックに載せ給水車代わりに
防災訓練①
袋を取り外し物資保管用のラックに
給水タンク
外袋施錠で無人給水も安心

女性も男性も扱いやすい防災備蓄用品

女性視点の避難所運営避難所運営や防災訓練、災害対策の局面において、女性参画・女性視点の重要性が周知され始めています。

女性が手作業で組み立てられるホリフトウォーターを採用することで、防災活動・避難所における女性の役割や活躍の場を広げ、防災訓練においても主体的役割を持った人材育成を推進する仕組みづくりに貢献します。

ホリフトウォーターの組み立てデモンストレーションは、全国無料で行っています。緑色のお問合せフォームより、お気軽にお声がけください。
→ホリフトウォーター製品ページを見る

ホリフトウォーターの製品カタログは、こちらからすぐにダウンロードできます。

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