紙 梱包資材①

紙の梱包資材防滑紙、防水紙など

紙の梱包資材

紙の梱包資材としての役割

包装に使われる資材にはプラスチックフィルム、アルミ缶、ガラス瓶、ダンボール、木箱などがあります。中でも紙は汎用性が高く安価で包装資材の約半分を占めています。紙はシートとして使用するほか、組み立てて箱として使用したり、細かく裂いて緩衝材に使用したり包装資材としての形態も多様です。
梱包を最適化することで、コスト削減・リードタイムの短縮・省力化が実現します。→梱包改善についてのコラム

包装資材用の紙のラミネート加工なら

紙 包装資材②紙は、木材パルプを叩いて柔らかくし、水に分散させて、繊維を結合させ均一に調整したものです。紙は、単体では水や湿度に弱い性質があります。
そのため水気や油分を含む食品などの包装に使用する際は、プラスチックフィルムを重ねて張り合わせ、多層化(ラミネート)させます。それにより、紙を基材にしていても防水性や耐油性を持つ包装資材になります。
堀富商工株式会社は、紙や不織布のラミネート加工のメーカーです。広幅ラミネート、印刷、裁断、ヒートシール(製袋)まで一社で完結します。お気軽にお問い合わせください。

紙の梱包資材のメリット

紙の梱包資材のメリット

紙の包装資材としてのメリットを解説致します。

紙の梱包資材メリット①
内部に空気を含み緩衝性・断熱性がある
紙の梱包資材メリット②
丈夫で箱型(キャリーカートンや平角型カートン)、立体に加工できる。
紙の梱包資材メリット③
オーブン加熱や冷凍などの条件にも耐える。
紙の梱包資材メリット④
印刷適正が高く様々なデザインを実現できる。
紙の梱包資材メリット⑤
パルパー解離性があり、リサイクルしやすい。
紙の梱包資材メリット⑥
アルミ箔や樹脂を積層させるラミネート加工によって、防水性や保香性を付与できる。

紙の梱包資材のデメリット

紙の包装資材としてのデメリットをご紹介。

紙の梱包資材デメリット①
水濡れによって破れが生じる場合がある。
紙の梱包資材デメリット②
折り曲げに弱く、一度折り曲げるとしわになる。
紙の梱包資材デメリット③
紙は燃えやすい素材であり、高温や火との接触によって容易に燃焼する。
紙の梱包資材デメリット④
湿気や太陽光、摩擦によって劣化する。

紙の梱包資材の種類

紙は、板紙や和紙など多くの種類があります。紙の種類と用途を以下のグラフに簡単にまとめました。


紙の種類 原料 用途
印刷用紙 アート紙、コート紙、上質紙 新聞用紙、古紙パルプ 包装材、張り合わせ用
包装用紙 晒クラフト紙、筋入りクラフト紙、純白ロール紙 化学パルプ、古紙パルプ 重量用紙袋、ラミネート紙、包装材
段ボール原紙 ライナー紙、中芯 古紙、パルプ 段ボール用紙
白板紙 ケント紙、両面用紙 古紙パルプ、晒パルプ カートン
和紙 薄葉紙 楮、みつまた、雁皮の靭皮、パルプ 和菓子等の包装資材
ラミネート加工紙 PE加工紙、アルミ蒸着シート、耐水性耐油性紙 PE樹脂、PP樹脂、紙、アルミ箔、アルミ蒸着シート 液体用紙器、洗剤カートン、食品用包装材

紙の梱包資材の活用「紙袋」

紙袋は、軽く安価で印刷性に優れており非常に使いやすい包装資材です。ガセット袋、角底袋、重量用紙袋などの種類があります。堀富商工株式会社では、ヒートシーラー設備があるため、お客様の要望通りに紙にヒートシール(樹脂面を熱で張り合わせ接着する)して袋状に仕上げ納品することができます。

紙の梱包資材メーカー

紙の梱包資材のメーカー

食品包装フィルム②紙にアルミ箔やプラスチックフィルムを多層化させることで、紙の弱点である水気を防ぎ、多様な用途に活用できる梱包資材を作ることができます。また紙に防錆液を塗工することで錆を防ぐ防錆紙になります。防錆紙は、防錆油と違い包みから取り出すだけでふき取りの手間なくすぐ製品を使用することができます。また、紙の表面に凹凸をつけた防滑紙も弊社で製造開発可能です。紙の包装資材についての試作・開発のご相談は以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。